マスクをしていても口は閉じておいた方が良い3つの理由 その2-1
皆さん、こんにちは!
京都パーソナルジムimprove kyotoの大貫です。
新型コロナウイルス感染拡大が心配される中、マスクをしていても鼻呼吸をした方が良い、
ということについてお伝えしていました。
今回からは、口呼吸はなぜいけないのか?ということについてお話ししますね!
せっかくマスクをして感染予防をしているのに、口を開けることで免疫力が下がってしまっては元も子もありません。
口呼吸をすると免疫力が下がる理由は沢山ありますが今回は3つ紹介したいと思います。
1) ドライマウスになる
2) 唾液の話
3) 歯周病菌が増殖
口の中は1日に1〜1.5ℓも分泌されていて口の中を潤してくれています。
沢山の抗菌・抗ウイルスのための免疫機能が備わっている1)
唾液は、体の入り口である口腔で免疫機能の最前線を担っているのです。
しかし、
口呼吸をすると99%は水分である唾液が乾燥してしまう状態が続いてしまいます。
それに加えて、ストレスによる(交感神経優位)唾液分泌量の減少という二つの点で、
いわゆるドライマウスという現象が引き起こされてしまいます。
(ドライマウスの患者さんが推定800~3000万人と言われています!)
体の入り口である最前線の機能がしっかりしていなければ、
敵の侵入を許してしまい体を常にリスクに晒してしまいますよね。
マスクをしている時間が長いこの自粛生活ですが、
マスクの下は口を閉じて、口の中を潤しておくと良いことがいっぱいですよ!
今回は直接的な唾液の免疫機能のお話でしたが、次回は唾液の効果についてお話しますね!
参考文献
1. Anne Marie Lynge Pedersen, Daniel Belstrøm, The role of natural salivary defences in maintaining a healthy oral microbiota, Journal of Dentistry, Volume 80, Supplement 1, 2019, Pages S3-S12.